目次
PyScriptとは
PyScriptという気になるものが発表されました。
これを使うことでWEBブラウザ上でPythonを実行できるようになります。
HTMLではJavaScriptが一般的ですが、JavaScriptのようにPythonのコードを利用できるようにするフレームワークです。
使い方 準備編
使い方も非常に簡単でHTMLの中で、以下を宣言するだけで、Pythonを実行できるようになります。
<link rel="stylesheet" href="https://pyscript.net/alpha/pyscript.css" />
<script defer src="https://pyscript.net/alpha/pyscript.js"></script>
詳細はREDMEを参照すると良いと思います。
現時点ではアルファ版となっており、まだ正式なバージョンとしてリリースされておりませんのでご注意ください。
また推奨ブラウザはGoogle Chromeです。
インストールしていない方はリンクからダウンロード、インストールを行ってください。
使い方 HTMLコード
それでは早速簡単なHTMLを書いて、ちゃんと動作するか確認します。
好きなフォルダで”index.html”を作ります。
以下のような「Hello PyScript!!」とprintするだけのHTMLを書いて実行してみます。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>PyScript TEST</title>
<link rel="stylesheet" href="https://pyscript.net/alpha/pyscript.css" />
<script defer src="https://pyscript.net/alpha/pyscript.js"></script>
</head>
<body>
<py-script>
print('Hello PyScript!!')
</py-script>
</body>
</html>
作成したhtmlをChromeで開くと確認できます。
このように表示されたら終了です。
まとめ
- メリット
- フロントエンドで手軽にPythonを利用できるようになる
- デメリット
- ページの読み込みに少し時間がかかる
- すべてのライブラリが使えるわけではない
- 利用できるライブラリの一覧はこちらです
現時点(22年5月)ではアルファ版ということですので、正式版が待ち遠しいです。
Pythonユーザにはとても面白い技術ではないかと思います。
もっといろいろなPythonコードを実行してみたいと思います。
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