最近、Macbook air(M2/8GB)を持ち運び用に購入しました。
その環境セットアップ時の作業を備忘録として記事にまとめていきたいと思います。
今回はMinicondaのインストール手順をわかりやすく解説します。
Minicondaは、Pythonと必要最小限のパッケージを含む軽量な配布版であり、データサイエンスや機械学習プロジェクトの環境構築に適しています。
目次
インストーラーの入手と実行
- まず、Minicondaの公式サイトから最新版のMac用インストーラーをダウンロードします。
- https://www.anaconda.com/download
- メールを登録するか、「Skip registorration」をクリックしてい次の画面に移動
- ページの上部はanacondaなので、スクロールしてMinibondaのインストーラーを見つけます
- Apple Silicon用Graphical Installerをダウンロード
- 今回(2024/10/19時点)では、Python3.12のインストーラーを取得しました
- ダウンロードしたらインストーラーを実行します。
インストール成功の確認
新しいターミナルウィンドウを開いて、以下のコマンドを実行します:
conda list
このコマンドでインストールされたパッケージのリストが表示されれば、インストールは成功しています.
Condaの初期化
インストール後、Condaを使用する前に初期化が必要な場合があります。以下のコマンドを実行してください:
source ~/miniconda3/bin/activate
conda init --all
実務者の視点
環境変数の設定:
インストール後、PATHが正しく設定されていることを確認しましょう。.bash_profile
や.zshrc
ファイルを確認し、必要に応じて以下の行を追加します:
export PATH="/Users/yourusername/miniconda3/bin:$PATH"
仮想環境の活用:
Minicondaのインストールが完了したら、プロジェクトごとに仮想環境を作成することをお勧めします。これにより、プロジェクト間の依存関係の競合を避けることができます。
conda create -n myproject python=3.8
conda activate myproject
Minicondaを使いこなすことで、効率的な開発環境の構築が可能になります。特に複数のプロジェクトを並行して進める場合、環境の分離は非常に重要です。インストールが完了したら、必要なパッケージをインストールし、プロジェクトに適した環境を整えていきましょう。
コメント