Claude Codeの最新バージョンを使いこなせていますか?
2026年1月7日、Claude Code 2.1.0および2.1.1がリリースされ、開発体験を大きく向上させる機能が多数追加されました。
この記事は以下のような方に向けて書いています:
- Claude Codeを日常的に使っている開発者
- 最新機能をいち早くキャッチアップしたい方
- AIコーディングツールの効率を最大化したい方
この記事を読むことで、Claude Code 2.1.0/2.1.1の新機能を理解し、すぐに実践で活用できるようになります。
この記事のポイント
- 2.0→2.1で追加された4つの主要機能を解説
- Shift+Enterで改行が設定なしで可能に(実機検証結果あり)
/configから日本語レスポンス設定が簡単に- スキルのホットリロードで開発効率が向上
2.0から2.1へ:何が変わったのか
Claude Code 2.1.0は、2.0系から初のマイナーバージョンアップとなる大型リリースです。
開発者のBoris Cherny氏によると、2.1.0で追加された主要機能は以下の4つです:
2.1.0の主要な新機能
- Shift+Enterで改行:設定なしで複数行入力が可能に
- フックの直接定義:エージェントやスキルのフロントマター(設定用のYAMLヘッダー)にフックを追加可能
- スキルの大幅強化:ホットリロード、フォークコンテキスト、カスタムエージェント対応、
/での呼び出し - エージェントの継続動作:パーミッション拒否時も停止せず代替アプローチを試行
これらの機能追加により、Claude Codeの使い勝手が大きく向上しています。
2.1.1は2.1.0リリース直後のホットフィックスで、一部の環境で発生したインストールエラーを修正しています。
おすすめ新機能①:Shift+Enterで改行(設定不要)
これまで面倒だった複数行入力が、Shift+Enterで簡単にできるようになりました。
Claude Codeでは以前から複数行入力の要望が多くありました。
従来は/terminal-setupコマンドでターミナルの設定変更が必要でしたが、2.1.0からは主要ターミナルで設定なしで動作します。
公式の対応ターミナル
- iTerm2
- WezTerm
- Ghostty
- Kitty
実機での検証結果
筆者のMacBook環境で実際に検証しました。
検証結果
- Ghostty:✅ 問題なく改行できた
- WezTerm:❌ 改行されなかった(Enterと同じ動作)
WezTermでは/terminal-setupを実行しても、以下のメッセージが表示されるだけでした。
Shift+Enter is natively supported in WezTerm. No configuration needed.
しかし実際には改行できませんでした。
個人の環境設定による問題か、その他の原因かは現在調査中です。
おすすめ新機能②:レスポンス言語設定(日本語対応)
Claudeの応答言語を日本語に固定できるようになりました。
これまでClaude Codeは、プロンプトの言語に応じて応答言語が変わる動作でした。
日本語で質問しても英語で返ってくることがあり、不便に感じていた方も多いのではないでしょうか。
設定方法
/configコマンドから簡単に設定できます。
1. Claude Codeで `/config` を実行
2. 設定画面で「Language」項目を探す
3. 「Default (English)」を「Japanese」に変更

この設定を行うと、以降のセッションでClaudeが日本語で応答するようになります。
CLAUDE.mdに「日本語で回答してください」と書く必要がなくなり、設定が一元管理できて便利です。
おすすめ新機能③:スキルのホットリロード
スキルを編集するたびにセッションを再起動する必要がなくなりました。
これまではスキルファイルを変更した場合、反映にはClaude Codeの再起動が必要でした。
対象ディレクトリは~/.claude/skillsや.claude/skillsです。
2.1.0からは、スキルファイルを保存するだけで即座に変更が反映されます。
ホットリロードのメリット
- スキル開発のイテレーションが高速化
- 動作確認のためのセッション再起動が不要
- 複数のスキルを連続して調整可能
この機能は、カスタムスキルを頻繁に作成・調整する開発者にとって大きな生産性向上となります。
スキル関連のその他の改善
スキル機能には、ホットリロード以外にも複数の改善が加わっています。
スキルの追加機能
- フォークコンテキスト対応:
context: forkをフロントマターに指定することで、スキルをサブエージェントコンテキストで実行可能 - エージェント指定:
agentフィールドでスキル実行時のエージェントタイプを指定可能 - 進捗表示:スキル実行中にツール使用状況がリアルタイムで表示
- スラッシュコマンドでの呼び出し:
/skills/ディレクトリのスキルがデフォルトでメニューに表示
おすすめ新機能④:エージェントの継続動作
パーミッション拒否時にエージェントが停止しなくなりました。
サブエージェントとは、Claude Codeが複雑なタスクを分割して並列処理するための機能です。
これまでは、サブエージェントがパーミッションを拒否されると処理が停止していました。
2.1.0からは、パーミッション拒否時に代替アプローチを試行するようになり、タスクの完了率が向上します。
その他の注目アップデート
Vimモードの大幅強化
Vimユーザー待望のテキストオブジェクトやヤンク操作がサポートされました。
新しく追加されたVimコマンド
;と,:直前の検索を繰り返しy(ヤンク):テキストのコピー- テキストオブジェクト:
iw(inner word)、a"(around quotes)、i{(inner braces)など - インデント操作:
>と< - 行結合:
Jコマンド
Vimモードは/vimコマンドまたは/configから有効化できます。

フック機能の強化
エージェント、スキル、スラッシュコマンドのフロントマターでフックを直接定義できるようになりました。
対応フックタイプ:
PreToolUse:ツール実行前PostToolUse:ツール実行後Stop:停止時
これにより、エージェントやスキルのライフサイクルにスコープしたカスタム処理が可能です。
Ctrl+Bでの一括バックグラウンド化
実行中のすべてのフォアグラウンドタスクを一括でバックグラウンド化できます。
Ctrl+Bを押すと、実行中のBashコマンドとエージェントが同時にバックグラウンドに移行します。
ワイルドカードパーミッション
Bashツールのパーミッション設定でワイルドカードが使用可能になりました。
{
"permissions": {
"allow": [
"Bash(npm *)",
"Bash(git * main)"
]
}
}
*を任意の位置に配置でき、柔軟なパーミッション設定が可能です。
MCP動的更新対応
MCP(Model Context Protocol)サーバーが再接続なしで動的に更新できるようになりました。
MCPは、外部ツールやデータソースをClaudeに接続するための標準プロトコルです。
list_changed通知のサポートにより、MCPサーバーの変更がリアルタイムで反映されます。
プライバシーモード
配信や録画時にアカウント情報を非表示にできます。
export CLAUDE_CODE_HIDE_ACCOUNT_INFO=true
この環境変数を設定すると、メールアドレスや組織情報が表示されなくなります。
セキュリティ修正
重要:機密データがデバッグログに漏洩する可能性があった問題が修正されました。
OAuthトークンやAPIキーなどの機密情報がログに出力されるケースがあり、これが修正されています。
2.1.0以前のバージョンを使用している場合は、速やかにアップデートすることを推奨します。
アップデート方法
Claude Codeを最新バージョンにアップデートするには、以下のコマンドを実行します:
claude update
現在のバージョンを確認するには:
claude --version
まとめ
今回はClaude Code 2.1.0/2.1.1の新機能について解説しました。
この記事のポイント
- Shift+Enterで改行:主要ターミナルで設定なしで動作(一部環境では要調査)
- 日本語レスポンス設定:
/configからLanguageをJapaneseに変更するだけ - スキルのホットリロード:セッション再起動なしでスキル変更が即座に反映
- エージェントの継続動作:パーミッション拒否時も代替アプローチを試行
また、機密データ漏洩のセキュリティ修正も含まれています。
これらの新機能を活用することで、Claude Codeでの開発効率をさらに向上させることができます。
特に日本語ユーザーにとって、/configからの言語設定は待望の機能です。
まだアップデートしていない方は、claude updateコマンドで最新版に更新してみてください。
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